未来の平和

ノーベル賞の基本は世界的に重要な貢献をした人に与えられる。
物理学、文学、医学など、発明、発見、社会貢献、芸術に対する実績に対して贈られ る。

しかし、「実績」すなわち「過去」であることには変わりない。そして、実績には作品や発明から派生した製品や技術、サービスなど具体的な貢献があるは ずだ。
ただ、こと平和賞に関しては少し違うのではないだろうか。
過去の平和への貢献に対して賞を贈ること自体には何の問題も無い。しかし、ノーベル賞が始まってから今日まで戦争が絶えていないのもまた事実。勿 論、平和に向け尽力した人たちは多く、その人たちへの評価や表彰は良い。しかし、平和ということに関して一番重要なのはこれからの未来の世界がより平和に なるという事ではないだろうか。 その意味からして、ノーベル賞が変化していると私は考えたい。
ノーベルが残した巨額の遺産もってノーベル自身が託した想いは「未来」であったは ず。その想いに立ち返って、ノーベル賞委員会が「未来の平和」を支援する為に平和賞をオバマ大統領に贈ったとしたら、いや、そう考えてはどうだろうか。